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海外旅行の体験記をまとめていきます。
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 台湾の労働者(主に工場などの肉体労働者)の労働事情は、かなり日本とは異なっています。ある工場を訪問した時のことです。午前10時頃、訪問し、打合せをしていたら12時半頃になってしまいました。打合せが終わって、工場を見ると、工場内は電気が消されていて、労働者は、それぞれ好きなところで昼寝をしていました。昼寝は別としても、台湾の工場では、昼休み中は、電気を消すところが多いようです。
別の会社(機械販売業)では、昼休み中は、女性従業員が自分の机で昼寝をしていました。それ以外の会社でも昼12時前(11時30分過ぎ)~午後1時過ぎ(1時30分頃)までは、電話をしても誰も出ない、ということがありました。台湾の人は、昼休みは、全く仕事をしないというスタイルのようです。
また、ある工場では、4時50分頃、打合せが終わりました。守衛さんのところに挨拶をして、車に乗り込もうとしたら、守衛さんが「5時になるから、早く出た方が良いよ!」と言ってくるではありませんか。何のことか、と思っていたら、すごいことが起きました!
5時になり、終業のチャイムが鳴った瞬間、100人近い労働者が、門の方向に一斉に走って来たのです。チャイムが鳴った瞬間ですよ!
守衛さんのところにタイムカードが置いてあって、終業になった瞬間、仕事を止めて、タイムカードを押しに来たのです。これには驚きました!こんなに工場に人がいたのかってくらい、一斉に走ってくるのですから。何とか車を出して、事なきを得ましたが、少し遅れていたら、車は動けなくなっていたでしょう。
しかし、台湾の人の労働事情というのは、日本とは大分、異なるようです。昼寝もそうだし、終業に対する態度もそうです。終業のチャイムが鳴った瞬間に帰ることができるということは、5時前には、帰る準備をしていなければなりません。日本の企業で、そんなことは許されないでしょう。
台湾の企業と付き合う場合、こういう事情も考慮した上で付き合いをしていかないと、大きな失敗をしてしまうかもしれません。



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