海外旅行の体験記をまとめていきます。
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インドでは、飛行機内に電池を持ち込むことができません。このことに気づくのには、大分、時間がかかりました。
最初のきっかけは、デリーからハイデラバッドに移動する国内線に乗る時でした。「インド飛行機事情」で書いたように、デリーの空港では厳しい身体検査と手荷物検査があるのですが、身体検査が終わって、手荷物を受け取りに行くと、何と、自分の手荷物がまだ、X線検査をされているではないですか。手荷物が乗っているベルコトンベヤが完全に停止し、3人くらいの係官が自分の手荷物をじっくり、見ているのです。
先に身体検査が終わった友人に聞くと、1回、私の手荷物はX線検査エリアを通過して、受け取り口に出てきたのだそうです。それを係官が持って、入口まで戻して、再度、検査をしているのだそうです。インド人の友人が、「何が入っているんですか」と聞いてきましたが、理由が分かりません。
長い検査が終わり、手荷物が出てきました。そこで、受け取ろうとすると、係官が「カバンの中を見せろ」って言うんですよ。とりあえず、言われた通り、カバンの中を見せて、中身を説明しましたが、何が問題になっているのかが分かりませんでした。ただ、カバンの中にゲームボーイがあったんですね。これかもしれないと思い、ゲームボーイを見せて、「ゲームだ」って言ったら、「ビデオゲームか?」って聞くんですよ。最初、ビデオゲームの意味が分からなかったんですが、「YES、YES」と言ったら、カバンに取り付けたタグにスタンプを押してくれました。で、この時は、ゲーム機が問題なのかと思っていたのです。
ところが、です。ハイデラバッドからデリーに戻る時の国内線に乗る時です。やっぱり、デリーの時と同じように、手荷物がひっかかったんですね。デリーの経験から、ゲームボーイが原因だと分かっていた(つもりだった)ので、ゲームボーイを取り出して、「This is Video Game!」と説明をしたんです。ところが、ハイデラバッドの係官はビデオゲームには興味がないみたいなんです。なんか、訳の分からないことを言いながら、他の係官と何やら相談をしているんですよ。
しばらくして係官の一人が、「ゲームの中に電池が入っているのか?」って聞いてきたんです。当然、入っています。ですから、「YES」と答えたら、「出せ」って言うんですよ!信じられますか?まあ、電池を出しても大したことはないんですが、何を言っているんだろうって感じでした。
ところが、です。私のとなりで、インド人らしいおばちゃんが、やっぱり係官に何か言われているんですよ。やっぱり、電池らしいんですね。その、おばちゃんはデジタルカメラを出されて、文句を言われているんですよ。どうやら、「デジタルカメラの中に入っている電池を出せ」って言われているんですよ。で、そのおばちゃんは、デジタルカメラの中から電池を出しながら、さんざん文句を言って、結局、電池を中に戻して、飛行機内に持ち込んでOKって感じになったんです。
それを横で見ていたので、「ゲームボーイから電池を出して、同じように文句を言わないといけないのかな?」と思っていたところ、係官があきらめたらしく「OK、OK」とか言いながら、手荷物のタグにスタンプを押してくれました。この時、ようやく、「電池が持ち込み禁止なのではないか?」と気付いたんです。
で、思い出したんですが、私はゲームボーイに使う単三電池の予備を8本くらい、別に持っていたんですね。多分、それがX線検査で、ひっかかっていたんです。ゲームボーイよりも、予備電池が問題だったんでしょう。でも、今更、言えません。言ったら、予備の電池を取り上げられてしまうではないですか。とりあえず、何事もなかったように飛行機に乗り込みました。
それでも、本当に電池が原因か、確認したいではないですか。そのチャンスは、すぐにやってきました。翌日、デリーから日本に戻る飛行機に乗るときです。もちろん、日本からインドに来る時も予備の電池を手荷物の中に持っていましたが、問題にはなりませんでした。しかし、日本に帰国する飛行機とは言え、検査をするのはインドのシステムです。本当に電池が問題ならば、また、止められるだろう、本当に電池なのか、確認してみよう、と軽い気持ちで手荷物に予備の単三電池を入れて、出国検査を受けました。この甘い気持ちは、後で、非常に後悔することになってしまいました。
身体検査、X線検査をして、やっぱり手荷物がひっかかりました。そして、係官が「カバンの中を見せろ」と言ったんですね。で、電池を発見して、「電池は機内に持ち込むことはできない。」って言ったんです。どうするのかと思っていたら、私の搭乗券を取り上げて、「待合所で待ってろ」って言うんですよ。この時は、かなりドキドキしましたよ。何しろ、本当にこの係官が正式な人で、搭乗券を返してくれるのか、信用できないじゃないですか。こいつが搭乗券を無くしたら、帰国できなくなっちゃうんですよ。こっちも必死になって、「搭乗券を返してよ」「どうしろって言うんだ」って文句を言ったんだけど、「待合所で待っていろ」の一点張りなんですよ。
それから、搭乗が始まるまでの1時間は、ドキドキでしたね。まあ、何をすることもできないから、おとなしく待つしかないんだけど、搭乗券をちゃんと返してくれるのか、不安でしたね。
結局、搭乗が始まる少し前に、名前を呼ばれて、パスポートを見せて、搭乗券を返してくれました。取り上げられた電池は、日本で返すって言われて。何にしても、良かったです。でも、私の他にも、数人が同じ目に遭ったようでした。他にも数人の名前が呼ばれていましたから。
とにかく、インドでは、飛行機内に電池を持ち込んではいけません。手続きが面倒です。ちなみに、ライターもマッチもだめです。これらは、取り上げられて、返して貰えません。タバコを吸う方は、予備をたくさん、持っていった方が良いかもしれませんね。
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最初のきっかけは、デリーからハイデラバッドに移動する国内線に乗る時でした。「インド飛行機事情」で書いたように、デリーの空港では厳しい身体検査と手荷物検査があるのですが、身体検査が終わって、手荷物を受け取りに行くと、何と、自分の手荷物がまだ、X線検査をされているではないですか。手荷物が乗っているベルコトンベヤが完全に停止し、3人くらいの係官が自分の手荷物をじっくり、見ているのです。
先に身体検査が終わった友人に聞くと、1回、私の手荷物はX線検査エリアを通過して、受け取り口に出てきたのだそうです。それを係官が持って、入口まで戻して、再度、検査をしているのだそうです。インド人の友人が、「何が入っているんですか」と聞いてきましたが、理由が分かりません。
長い検査が終わり、手荷物が出てきました。そこで、受け取ろうとすると、係官が「カバンの中を見せろ」って言うんですよ。とりあえず、言われた通り、カバンの中を見せて、中身を説明しましたが、何が問題になっているのかが分かりませんでした。ただ、カバンの中にゲームボーイがあったんですね。これかもしれないと思い、ゲームボーイを見せて、「ゲームだ」って言ったら、「ビデオゲームか?」って聞くんですよ。最初、ビデオゲームの意味が分からなかったんですが、「YES、YES」と言ったら、カバンに取り付けたタグにスタンプを押してくれました。で、この時は、ゲーム機が問題なのかと思っていたのです。
ところが、です。ハイデラバッドからデリーに戻る時の国内線に乗る時です。やっぱり、デリーの時と同じように、手荷物がひっかかったんですね。デリーの経験から、ゲームボーイが原因だと分かっていた(つもりだった)ので、ゲームボーイを取り出して、「This is Video Game!」と説明をしたんです。ところが、ハイデラバッドの係官はビデオゲームには興味がないみたいなんです。なんか、訳の分からないことを言いながら、他の係官と何やら相談をしているんですよ。
しばらくして係官の一人が、「ゲームの中に電池が入っているのか?」って聞いてきたんです。当然、入っています。ですから、「YES」と答えたら、「出せ」って言うんですよ!信じられますか?まあ、電池を出しても大したことはないんですが、何を言っているんだろうって感じでした。
ところが、です。私のとなりで、インド人らしいおばちゃんが、やっぱり係官に何か言われているんですよ。やっぱり、電池らしいんですね。その、おばちゃんはデジタルカメラを出されて、文句を言われているんですよ。どうやら、「デジタルカメラの中に入っている電池を出せ」って言われているんですよ。で、そのおばちゃんは、デジタルカメラの中から電池を出しながら、さんざん文句を言って、結局、電池を中に戻して、飛行機内に持ち込んでOKって感じになったんです。
それを横で見ていたので、「ゲームボーイから電池を出して、同じように文句を言わないといけないのかな?」と思っていたところ、係官があきらめたらしく「OK、OK」とか言いながら、手荷物のタグにスタンプを押してくれました。この時、ようやく、「電池が持ち込み禁止なのではないか?」と気付いたんです。
で、思い出したんですが、私はゲームボーイに使う単三電池の予備を8本くらい、別に持っていたんですね。多分、それがX線検査で、ひっかかっていたんです。ゲームボーイよりも、予備電池が問題だったんでしょう。でも、今更、言えません。言ったら、予備の電池を取り上げられてしまうではないですか。とりあえず、何事もなかったように飛行機に乗り込みました。
それでも、本当に電池が原因か、確認したいではないですか。そのチャンスは、すぐにやってきました。翌日、デリーから日本に戻る飛行機に乗るときです。もちろん、日本からインドに来る時も予備の電池を手荷物の中に持っていましたが、問題にはなりませんでした。しかし、日本に帰国する飛行機とは言え、検査をするのはインドのシステムです。本当に電池が問題ならば、また、止められるだろう、本当に電池なのか、確認してみよう、と軽い気持ちで手荷物に予備の単三電池を入れて、出国検査を受けました。この甘い気持ちは、後で、非常に後悔することになってしまいました。
身体検査、X線検査をして、やっぱり手荷物がひっかかりました。そして、係官が「カバンの中を見せろ」と言ったんですね。で、電池を発見して、「電池は機内に持ち込むことはできない。」って言ったんです。どうするのかと思っていたら、私の搭乗券を取り上げて、「待合所で待ってろ」って言うんですよ。この時は、かなりドキドキしましたよ。何しろ、本当にこの係官が正式な人で、搭乗券を返してくれるのか、信用できないじゃないですか。こいつが搭乗券を無くしたら、帰国できなくなっちゃうんですよ。こっちも必死になって、「搭乗券を返してよ」「どうしろって言うんだ」って文句を言ったんだけど、「待合所で待っていろ」の一点張りなんですよ。
それから、搭乗が始まるまでの1時間は、ドキドキでしたね。まあ、何をすることもできないから、おとなしく待つしかないんだけど、搭乗券をちゃんと返してくれるのか、不安でしたね。
結局、搭乗が始まる少し前に、名前を呼ばれて、パスポートを見せて、搭乗券を返してくれました。取り上げられた電池は、日本で返すって言われて。何にしても、良かったです。でも、私の他にも、数人が同じ目に遭ったようでした。他にも数人の名前が呼ばれていましたから。
とにかく、インドでは、飛行機内に電池を持ち込んではいけません。手続きが面倒です。ちなみに、ライターもマッチもだめです。これらは、取り上げられて、返して貰えません。タバコを吸う方は、予備をたくさん、持っていった方が良いかもしれませんね。
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