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海外旅行の体験記をまとめていきます。
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はじめて、黄砂というのを体験しました。もちろん、ソウル市内にいる時です。その日の天気は、日本でいうところの曇り空でした。その日、街中を歩いていたら、何となく目がゴロゴロするのです。それに、ノドが少し痛いのです。何か変だとは思っていたのですが、何が原因か分からなかったのですが、ソウルの人が、「今日は、黄砂が激しいから、あまり長時間、外を歩かない方が良いよ。」と教えてくれました。
私は、曇り空だと思っていたのですが、その曇ったような空の状態が黄砂の時の状態なのだそうです。そう言われて、空を見上げたのですが、確かに、どんよりしているのですが、雲があるわけではないのです。空全体がねずみ色に曇っている状態で、空を見なければ、雨が降りそうな天気に思えます。私が曇りだと思っていた天気は、曇っていたわけではないのでした。
黄砂っていうのは、以前、鹿児島に行った時に遭遇した桜島の火山灰のように、目に見える形で降ってくるのではなく、目に見えないくらい小さい砂粒が大気中に蔓延している状態のようでした。確かに、外に停めてあった車には、うっすらと泥のような汚れが全体についていました。これも、黄砂のせいなのだそうです。目に見えないのは危険ですね。知らないうちに病気になってしまいそうです。(中国や韓国では、呼吸器系への健康被害が深刻になっているようです。)ちなみに黄砂の粒の大きさは0.5μm~5μmくらいで、タバコの煙の粒子の直径(0.2~0.5μm)よりやや大きく、人間の赤血球の直径(6~8μm)よりやや小さいくらいだそうです。こんな粒は、肉眼では絶対に見えません。
その日の黄砂は、本当にひどかったようです。なんと、東京でも6年ぶりに黄砂が観測されたそうです。東京まで届くっていうことは、ソウルは相当ひどいんだろうと思います。日本には1km2 当たり1~5 トン/年の黄砂が飛来し(国立環境研究所、2002)、北太平洋全体では、約3.3億トン/年の黄砂が降下すると推測されているのだそうです。ちなみに北京では10~20トン/月(1ヶ月に、ですよ!)だそうです。こんなに大量に黄砂が降っているのに、その元になるところ(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)は、砂がなくならないのでしょうか?

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