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海外旅行の体験記をまとめていきます。
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デリーに宿泊していた時、朝4時30分に起きて、早朝ゴルフに行ってきました。インドの知り合いが3人で予約をしていて、1人分の空きがあったので、「ゴルフをやる」と行ったら、誘ってもらえたものです。
行ったゴルフ場はUP州(Uttar Pradesh)にあるNOIDA GOLF COURSEというところです。宿泊していたデリーのホテルから車で30分程度のところにありました。30分と言っても、日本のように山奥や、川沿いなどに行くのではなく、ごく普通の街中にゴルフ場があるのです。(デリーにも何ヶ所かありましたが、同じように街中にあるため、車で走っていると、目にすることがあります)この点は、不思議な感じがします。
5時30分にゴルフ場に着いたのですが、インドとは言え、まだ、真っ暗でした。日の出は、6時頃のようでした。我々がゴルフ場に着いたら、知り合いは既に待っていてくれました。ゴルフ場の門のすぐ内側に、テーブル1つを置いて、裸電球で灯りをとっているだけの受付で名前を言って、お金を払いました。Green Feeは950ルピー(約2,600円)でした(9ホール分です)。ここで、クラブセットを借りましたが、これは100ルピー(約270円)でした。また、ロストボールを5個、買いましたが、こちらは25ルピー(約68円)でした。靴のレンタルはなく、履いていったスニーカーで、プレーをしました。
一緒に回る人たちと挨拶をし終わったら、知り合いが「彼が、君のキャディだ」って、1人を指差しました。真っ暗な中で、順番待ちをしている人、キャディらしい人がわらわらしているので、何が何やら分かりません。とりあえず、「よろしく」って言っておいたけど、誰に言ったのか、全然、分かりませんでした。ちなみにインドでは、1人に1人ずつ、キャディがつくようです。
紹介が終わったら、いきなりスタートでした。まだ、6時前で、ほとんど真っ暗です。ティイング・グランドは分かるのですが、どこに向かって打つのか、距離はどれくらいなのか、全く分からない状態で、いきなり「最初にどうぞ」と言われてしまいました。日本にあるようなコースレイアウトや、スコアカードがもらえないので、全く地理が分からないのです。私が戸惑っていると、彼らが勝手に打ち始めました。そして、3人が打ち終わって、私の番になりました。
私のキャディが近づいてきて、「160」と言いながら、6番アイアンを手渡してくれました。仕方がないので、真っ直ぐ打つことだけを考え、ショットしました。練習なしの割には、うまく打てた感じがありましたが、自分では、どこにボールが飛んだのか、全然、分かりませんでした。適当に歩き出すと、キャディが近づいてきて、何やら話しかけてきましたが、全く理解できませんでした。訳の分からないところで、訳の分からないことをしている、といった感じだったのです。
フェア・ウェイを真っ直ぐ歩いていくと、ピン・フラッグが見えてきました。やっと、目的の場所の位置が理解できました。そのまま歩いていると、キャディが「こっちです」って言うんです。「川がある」って。おいおい、そういうことは、打つ前に言えよ!なんと、このホールは、グリーンの手前に小さな川があるんです。まあ、知ったからと言って、何ができる訳ではありませんが。
橋を渡って、グリーンに寄っていくと、グリーンの近くにボールが2つありました。自分のボールかと思って、そのうちの1つに寄っていくと、キャディが「あなたのボールは、こっちです」って言うんです。キャディが、ちゃんと見ていてくれるんですね。1ヶ月前にやった視力検査では、右0.1、左0.2だったので、どうせボールが飛んでいった先は見ることができません。これから先、ボールの位置はキャディに確認しようと思いました。でも、この時は、まだ暗くて、4人のキャディのうち、誰が自分のキャディか、判別できていませんでした。
一緒に回った3人は、スコアなんて気にしないでプレーしているようでした。インドの3人の方は、握りをやっているらしく、ストローク・プレーではなく、ホールごとの勝ち負けを点数で競っているようでした。
2ホール目をプレーしている時も、まだ暗く、どんなコースか理解できませんでした。ティ・ショットは、キャディにドライバーを手渡されたので、とりあえず真っ直ぐ打てばいいや、って感じで打ちました。うまく打てたような感触がありました。一緒に回った人たちからは、「Lovely Shot!」と声をかけられました。これが、日本で言うところの「ナイス・ショット」ってことなのでしょうか?
3ホール目を回っているころ、ようやく明るくなってきて、コースが見えるようになってきました。そして、このゴルフ場が理解できました。このコースは、インドの街中にあるだけあって、平らなコースなんです。日本の河川敷ゴルフコースのような感じですが、芝生の状態は河川敷よりは良いと思います。また、横幅もたっぷりあって、隣のコースと面しているところにはラフがあり、背の高い木が植えられて仕切られています。非常に広々とした感じのゴルフ場でした。このコースでは、ひたすら真っ直ぐ打てばいい、ということだったのです。
OBがないので、右や左に曲がっても、隣のコースから打てばいいだけです(何ヶ所かは、例外がありますが)。しかも、自分でボールを探す前に、キャディがボールを捜しておいてくれます。非常に楽なゴルフです。何度か、ラフを越え、隣のホールにボールが飛びましたが、ボールは1個も無くなりませんでした。ただし、ラフは別の意味で危険です。
ラフは、みんながオシッコをしています。途中、一緒にプレーしているうちの1人がオシッコをしていました。また、キャディもしていました。プレー中、小雨が降ったり止んだりしていましたが、そんな中、ラフの近くに行ったら、ほのかにオシッコの匂いがしました。相当な量のオシッコがされているのでしょう。そんな時にラフを歩いたら、オシッコがかかったのか、雨のせいか分かりません。私は極力、ラフには近づかないようにしました。インドのゴルフ場のラフは危険です。
プレー中は、順番に1人ずつ打つのはティ・ショットとパッティングくらいで、フェア・ウェイでは、みんな自分勝手に打ちます。あるホールでは、ショットが大きく曲がった人がボールを探している間に、残りの3人がパットを入れ終わり、次のホールで残りの1人を待つ、ということもありました。このおかげで、結構、早くプレーすることができます。打つ方向に人がいる場合は、キャディが「ボール!」と声をかけます。多分、「打ちますよ!」って意味でしょう。
9ホール終わったのが、朝の7時40分でした。ちょうど2時間で9ホールを回りました。終わったら、キャディにチップを渡します。いくらが相場か分からなかったので、尋ねたところ、知人が「35ルピー(約100円)だ」と教えてくれました。
ゴルフをやって、朝の8時前です。朝食前の軽い運動、といった感じでしょうか。こんなゴルフも良いのではないでしょうか。

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