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海外旅行の体験記をまとめていきます。
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 1月に台北に来ました。インターネットの天気予報によると最低気温15℃、最高気温25℃とのことでした。この気温は、日本(東京)では5月下旬~6月頃の気温であり、暖かいのであろうと思っていました。
台湾に着いてみて、どうだろう。はっきり言って、暖かい。Tシャツで過ごしても問題ないくらい暖かい。それなのに、である。
町を歩いている台湾人は、みんな長袖シャツを着ているのだ!しかもトレーナー、ジャンパーやセーターなどを着込んでいるのです!人によってはコートを着ている人もいるのです!台湾人がおかしいのか?私がおかしいのか?そんなことを考えながら実際に町を歩いてみて、やっぱり暑い!おかしいのは台湾人の方だ!絶対に台湾人は、おかしい!
もっとも、街中をTシャツ1枚で歩いている人は、全くいないわけではない。ごくまれに見かける。だいたい高校生とか中学生くらいの若者だ。ほとんどの人は、ここぞとばかりに厚着をしている。大人がTシャツ1枚で町を歩くなんて常識はずれだ、と言わんばかりである。
これには、きっと訳があるに違いない。たぶん、冬だと思い込みたいのだろう。だから寒くなくても厚着をして、冬だと意識しようとしているのではないだろうか。
台湾では、旧暦(太陰暦)がまかり通っています。台湾の正月は、旧暦の正月だ。ちなみに2009年は1月26日が元旦にあたるらしい。旧暦で正月というのは、春を意味している。すなわち、正月前(年末)は、冬でなくてはならないのだ。冬だからこそ、正月(春)が待ち遠しいし、楽しいし、喜びも大きくなるというものだ。
太陽暦の1月は、太陰暦(台湾)では冬(年末)だ。だから、無理をしてでも厚着をして、冬ということを意識しようとしているのではないだろうか。
そう考えてみると、なんとなく納得できそうである。台湾の人にとっては、今は冬でなくてはならないのだ。そうでないと正月休みを楽しみにすることができなくなってしまうのだ。いつも暑いままでは、正月の気分に浸ることができないのだ。
きっと、地球の温暖化も原因の1つになっているのではないだろうか。昔は、台湾の1月はもう少し寒かったから、厚着をしても何も変ではなかったのだろう。地球の温暖化によって、気温が1-2℃上がってしまったため、気温の割に厚着のように見えるのではないだろうか。
まあ、そう考えると、仕方がないことなのかもしれない。寒いから厚着なのではなくて、季節行事としての厚着なのだから。
しかし、である。バスに乗れば、クーラーがついている!コーヒーショップに入れば、クーラーがついている!タクシーに乗れば、クーラーがついている!逆に、Tシャツ1枚だと、寒いくらいである。厚着するなら、クーラーはいらないだろ!なんて無駄なんだ!!
しかも、宿泊しているホテルは、クーラーをつけないから、部屋がものすごく暑いし!!このホテルは、一括の空調システムで、当然、暖房はない。この時期は、冷房を使用しないで、送風のみ、なのだそうだ。おかげで湿った暖かい空気が部屋に充満している。汗だらだらだよ。なんとかしてくれよ!この国は、一体、どうなっているんだ!?

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ダイエットしながら栄養補給


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