海外旅行の体験記をまとめていきます。
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中国では、日本で言う「電動アシスト自転車」が大流行りなようです。2003年にも、蘇州で電動アシスト自転車を使っている人たちを見ましたが、台数は多くなかったように思います。しかし、9年も経った現在、中国では、電動アシスト自転車が、非常に普及しているようです。あまりの多さにびっくりしました。
街中で見かける台数は、バイクよりも多かったです。ほとんどの人が、電動自転車に乗っていると言っても過言ではないくらいでした。もちろん、都市によっても違いましたが、普通の自転車を見ることの方が少ない町の方が多く感じました。
また、中国の場合、中国の事情に合わせて、日本の電動アシスト自転車とは違う発展をしているように思いました。まず、驚いたのは、タイヤが小さいことです。日本では、自転車であって、坂道などの負担がかかるところを助ける意味だと思いますので、基本的には自転車なのだと思います。ですから、漕いでいて、その負荷が自動的に減らせるということだと思います。(持っていないので、使用したことがなく、本当のところが分かりませんが)
ところが中国では、漕いでいる人は一人もいません。両足を揃えていたり、ペダルに足を乗せたりしていますが、感覚的には、安いスクーター(オートバイ)という感じなのです。(本当に安いかどうかは、分かりませんが)何しろ、タイヤが小さいので、漕いで使用するには不向きです。完全にバイクなのです。ただ、バイクほどのパワーがなく、スピードが出ない、というだけなのではないでしょうか。中国では、そういう感覚で製造され、販売され、使用されていることは間違いありません。
電気自動車の開発でもそうですが、ガソリンなど燃料を燃やして動力にするのは技術的に難しいようですが、電気で動かすのであれば、電池とモーターがあれば誰でも簡単に作れるのだそうです。(コスト面は別ですが)ですから、きっと中国の電動自転車は、日本ほど法律の規制がなく、普及しているのではないでしょうか。
良いと思った反面、駅前の広場などでも平気で走っているのですが、非常に危険だとも思いました。沢山の人がたむろしている場所でも、自転車感覚で、平気で通っていくのです。しかし、自転車やバイクと違って、音がしないのです。自転車よりもはるかに速いスピードで人の間をぬって行くのは、非常に怖いと感じました。いろいろな面で、まだまだ改良することが必要なようです。
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