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海外旅行の体験記をまとめていきます。
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 北京の4月は、ちょっと驚きの環境でした。というのは、空気が汚いのです。汚いと言っても、排気ガスやスモッグで黒い煙が出ているということではありません。最近の酷い状況もありますが、私がびっくりしたのは、白い綿毛が飛びまくっていることです。
 北京の空港に到着して、空港内を歩いていたら、何か、白いものがフワフワと空中を漂っていました。何か、綿毛らしいもので、最初は気に留めなかったのですが、非常に大きな空港内で、しかも飛行機を降りて、入国審査場に移動する間です。多分、外界とは遮断されていると思うのですが、空港施設内を沢山の綿毛が漂っているのです。空調設備なのか、エアーフィルターなのか、性能が悪いのではないかと思ってしまいました。
 しかし、空港の外に出ると、とんでもない量の綿毛が飛びまくっているのです。空港施設内は、逆に、ほとんどないと言って良い状況だったのです。空港施設も、飛行機が到着したところと入国審査場までは専用の電車で移動しましたので、この前後で、外気が侵入する空間があり、このようなところから綿毛が侵入していたようでした。
 4月に北京に行くと言った時、知人が「黄砂があるから、サングラスを持って行った方が良いのではないか。」とアドバイスしてくれました。確かに、黄砂もあって、晴れているのに青空が見えない、という日もありました。しかし、それ以上に気になったのは、白い綿毛でした。
 聞いてみると、このは白い綿毛は柳の綿毛なのだそうです。柳は雌雄異株で、新芽が出る前に花が咲き、綿をつけた種が風に乗って空中をただようのだそうです。これを「柳絮(りゅうじょ)」と呼ぶそうです。北京に限らず中国各地に柳は多く、春の暖かい時期になると柳が柳絮を飛散させ、多い時にはまるで雪が舞っているように街中を漂うそうです。
 この柳絮は華北地域のみの風物だそうです。南方にはないそうです。確かに天津に行った時、天津でも綿毛が飛んでいました。さらに済南という都市でも、濰房という都市でも、同じように綿毛が飛んでいました。この時は北部しか行きませんでしたが、華北地域中に富んでいる綿毛というのは、一体、どれくらいの量なのでしょうか。

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